2024年08月09日

ニコニコ再開

してはみたものの...

・シアターモード(窓内最大化) は未実装
・動画の自動再生及び終了時の自動移動を OFFにできない

などなど、当面は BGM専用用途ぐらいでしか使い道はなさそうです。

まあ不足している機能類は要望次第でまた復活していく?と思われますが、こちらとあちら(運営及び開発側) の考える優先度の差異が大きいあたりは気になるところですね。

※正直 ON/OFFなんてすぐに作れるし(自動再生については減った再正数を少しでも水増ししたいんでしょうね)、シアターモードは予定項目にすら入ってない?とか 「本当に大丈夫か?」 とか思わなくもないですけれど...


その他一連の騒動前後の対応含め、個人的に思うことは多々ありますが、自分は既にニコニコにとっての "熱心なお客さん" でなくなって久しいので、このあたりにしておきたいと思います。

以上


posted by - at 17:17| その他 | 更新情報をチェックする

2024年06月04日

DQ3

HD2D版はまだか!? ...と少々気が急いてしまったので、久しぶりに SFC版を引っ張り出して遊んでました。

今回は全般的な仕様について一通り調査をおこなってからのプレイでしたが、いやー結構知らないこと多くて驚きでしたね。

性格による成長度の差異、転職タイミングや組み合わせによる戦術の拡げ方、その他漫然とクリアまでを繰り返すだけでは到底気付かないあたりにも細かな配慮があったりと、改めて 「スゴイ自由度と完成度...だったんだなぁ」 と実感するばかりでした。

HD2D版がどのようなものになるのかは皆目見当もつきませんが、この素晴らしさを損なうことのないような改善が "さらに" 施されているとよいですね。

ということで発売日(情報公開) を楽しみに待ちたいと思います。

※DQ3は現在遊べる各環境のアプリ版もイマイチな完成度だったり、その他のリメイク作も数こそ多いものの品質的には「もっと頑張れたやろ??」と思わざるえない程度だったりと、昨今の某社作品の信頼性には疑問符しか付けられませんが...
せめて伝説となった作品のフル?リメイクとしては、その名に恥じない品質を期待したいところです



以下、今回の攻略記録(何度か試行錯誤した最終結果) を残しておきます。興味のある方はどうぞ。

■ 攻略記概略
コンセプトとしては 「無駄なく楽して通常プレイ (しんりゅうまで撃破)」
RTAや各種の縛りプレイ、最強談義などは面倒なので... (個別の解説については↓に分けて書いてあります)

勇者: 性別はどちらでも。選択肢は全部はい→さっさと街の外へ出て ごうけつ で開始
メンバー作成: 盗賊/遊び人/僧侶 で全員女性。ついでに商人も用意しておく
作成時はスタミナのたねx5。遊び人と僧侶の性格はタフガイ(てつじん)、盗賊は何でもよい

[アリアハン]
パーティー編成後 Lv1の状態でレーベ訪問。本棚から ちからのひみつ を入手して盗賊に使用
基本的に逃走は不要。一部の硬敵(カニ) 以外は歩き狩りでよい
Lv2以降は勇者を最後尾配置、隊列は 盗賊/遊び人/僧侶/勇者

アリアハン周辺で ちいさなメダル(以下メダル) が 5枚入手可能、とげのむちを盗賊に装備
その他盾以外の頭装備や旅人の服なども一通り拾える、装備購入は不要

[ロマリア→ノアニール]
ロマリアを出て北の第1すごろく場をクリア
クリア報酬の はがねのつるぎ を勇者に装備
場内の宝箱からブーメランを取れたら同じく勇者に装備

カザーブでチェーンクロス購入、盗賊に装備
カザーブまででメダルが10枚になる
ガーターベルトを僧侶に装備して性格をセクシーギャルに変更

ノアニールで かわのこしまき を拾って遊び人に装備
ノアニールの洞窟は放置でよい (エルフの隠れ里のメダルは入手)

[ロマリア→イシス]
アッサラーム南西の第2すごろく場をクリア
クリア報酬の モーニングスターを僧侶に装備
場内の売り場に寄れたらマジカルスカート(1500G)を 1つ購入

[イシス→ピラミッド]
ほしふるうでわ を盗賊に装備
てつのたて を購入、勇者に装備

ピラミッドの宝(□配置) は先に扉の外まで進んで はでなふく を入手、遊び人に装備
戻って□の右下角(1) と左下角の右(2) と上(3) の計三か所を開ける
※マジカルスカート/ルビーのうでわ/メダル
戦闘になるのでグループ攻撃などで一気に倒すこと

イシス城で拾える分と合わせて、入手したルビーのうでわ は売却推奨(7350Gx2)
この辺でメダルが20枚を超える、やいばのブーメランを勇者に装備

[ロマリア→ポルトガ]
ポルトガで はがねのむち を購入、盗賊に装備
合わせて城内で入手できる まふうじのつえ を盗賊に持たせておく

[アッサラーム→バハラタ→ダーマ]
バハラタで まほうのたて を計3購入、勇者以外に装備

ダーマまで進み北のガルナの塔で稼ぎ開始
盗賊に どくばり(カザーブで入手) 装備でメタルスライム撃破

[第一次メタル狩り]
盗賊/遊び人はLv20で賢者へ転職 ※稀にレミラーマをLv20で習得しないので注意
盗賊は賢者転職時に ゆうき100ばい を使って性格を いのちしらず にしておく
遊び人(賢者)は後でヘビメタリングを装備、それまではタフガイなどのまま

転職先の賢者がLv9(スクルト習得)〜Lv12程度になったらカンダタ討伐
ポルトガに戻り船を入手

[船→世界巡り]
ポルトガ→スー(きえさりそう と ぎんのかみかざりx2購入/いかずちのつえ入手)
ポルトガ→エジンベア(かわきのつぼ)
アリアハン→南の浅瀬(最後の鍵)→北東の祠→サマンオサ(装備は後ほど適宜購入)
アリアハン→東の海賊の家(レッドオーブ/ヘビメタリング→賢者に装備)
ダーマ→ジパング→ムオル(オルテガのかぶと)

ノアニール→東側の浅瀬先から南下→第3すごろく場(岬の北側)
第3すごろく場クリア→ドラゴンテイルを賢者に装備
場内の売り場に寄れたら ほのおのブーメラン(6500G)を購入、勇者に装備

[第二次メタル狩り]
賢者がLv21(バイキルト習得) になるまで
稼ぎ効率を上げたい場合はスーなどで どくがのこな を購入してもよいが、価格が高いため高額な一品装備などの売却が必要になる (コレクション重視なら粉不要)

[船→オーブ収集]
ポルトガ→テドン(グリーンオーブ/やみのランプ入手)
アリアハン→ランシール(ブルーオーブ/だいちのよろい入手)

[ジパング→サマンオサ→ネクロゴンド]
サマンオサでゾンビキラー/ドラゴンシールド購入、勇者に装備
ジパングの やまたのおろち撃破(マヌーサ有効)→パープルオーブ入手
サマンオサのボストロール撃破(マホトーン/スクルト重ね掛け/バイキルト適用による痛恨封印)

エルフの隠れ里で へんげのつえ を使って買い物、ねむりのつえ/いのりのゆびわ(1〜2個程度)
ガイアの剣入手まで進めてネクロゴンド洞窟へ

[オーブ収集完了→ラーミア]
ネクロゴンド洞窟を抜けてシルバーオーブ入手 (洞窟内で いなずまのけん/やいばのよろい入手)
商人の街でイエローオーブ入手
ラーミア復活→ひかりのたま/世界樹の葉入手

[バラモス城→バラモス戦]
HP200程度になるまで稼ぎ
バラモス戦は初手アストロン→マホトーン→ルカニ + バイキルト→マヌーサ→ラリホー(ねむりのつえ) あたりでだいたい封殺可能
唯一対策不可の全体炎攻撃は連発しない=ベホイミによる回復で十分間に合う (ベホマ不要)

[アレフガルド巡り]
ラダトーム(たいようのいし入手)→ドムドーラ(オリハルコン入手)→精霊の祠(あまぐものつえ入手)→メルキド訪問
ラダトーム→ガライの家→マイラ(ようせいのふえ入手/おうじゃのけん他購入)→第4すごろく場クリア→リムルダール
※マイラでは みずのはごろも(x2)を優先購入、おうじゃのけんを後回しにしてもよい
マイラ→ルビスの塔→ひかりのよろい/せいなるまもり(ルビス解放)入手
リムルダール→聖なる祠(にじのしずく入手)

ゾーマ城で賢者の石を拾って戻る
ラダトーム北の洞窟→ゆうしゃのたて入手

[はぐれ狩り]
稼ぎ場所はマイラ北西のルビスの塔-最上階
メイジキメラが ふしぎなぼうし をドロップするのでそれ狙い(1〜2個)
混成状態では最後にメイジキメラを倒すよう調整

ドラゴラム習得(Lv34) までは複数出現する はぐれ狩りの効率が悪い
メダパニなどで地道に稼ぐ
習得後はドラゴラム賢者に ほしふるうでわ装備、もう一方の賢者でピオリムが基本

僧侶をフバーハ習得(Lv32) まで引っ張って武闘家に転職
アレフガルド巡り後あたりでメダルが80枚を超える、ドラゴンクロウを武闘家に装備
さらに ごうけつのうでわ を装備して性格を ごうけつ に変更
力が200〜220ぐらいになったら しっぷうのバンダナに変えて、でんこうせっか への性格変更が安定
※ごうけつ時の素早さ補正低下分を取り戻す (LV45まで)

なお勇者はLv34〜45 の間パワーベルトを装備してタフガイにしておくと HPがよく上がる

[ゾーマ戦]
HP300(後衛250) もあれば十分
武闘家もベホマ/フバーハを使えるため、よほどのことがない限り負けはない

[隠しダンジョン→しんりゅう戦]
ダンジョン最深部で はかいのてっきゅう を入手したら再度稼ぎに戻る
2個目の賢者の石を入手しておくこと

余裕を持って勇者Lv44/武闘家と賢者がLv40ぐらいまで上げておくとかなり楽になる
武闘家の力が最大(255) 近くになっていればOK
リムルダールで はやぶさのけん を購入、MPの少ない方の賢者に装備

しんりゅう戦はフバーハとスクルトx2を欠かさないこと
賢者の石を勇者と武闘家に持たせて回復
武闘家に はかいのてっきゅうを装備させ、はやぶさ賢者でモシャス(+バイキルト追加)
あとは手の空いているところでギガデイン/メラゾーマを使って攻撃
眠り攻撃多めなど多少下振れても初回 35ターン以内撃破は なんとかなるはず
※勇者はギガデインを使わずベホマズン用にMPを残しておいてもよい

以上、しんりゅう撃破により攻略完了


■ 解説
●勇者の性別
違いは ゆうわくのけん が使えるかぐらい。残念ながら一番使いたい時期はバラモス城やガルナの塔での稼ぎ期間なので、そもそも入手が間に合わない。ということで性別は不問。

●勇者の性格
一々狙った性格にするのが面倒。ごうけつ開始が攻撃力も高く最も楽。

●性別選択
勇者以外のパーティーメンバーは女性一択
DQ3は稀にみる女尊男卑環境...なのは有名な話

マジカルスカート(女性限定)/まほうの盾/ぎんのかみかざり(女性限定)
という基本装備は船入手後にすべて揃い、最終装備も防具を みずのはごろも/ひかりのドレス(女性限定) に変える程度
頭はミスリルヘルム(18000G)で守備+18(20→38)/魔法職なら ふしぎなぼうし(ドロップ品) もあるため実質変更不要

●初期メンバー(職業)
盗賊: 盗賊技能(しのびあし/とうぞくのはな/レミラーマ) は必須。Lv20で賢者への転職は鉄板中の鉄板。ほしふるうでわ併用による最前列盾 + 鞭によるグループ攻撃も有用で どくばり も装備可能...入れない選択肢はどう考えてもありません。

遊び人: くちぶえが便利すぎてないと困る。Lv13習得というのも稼ぎの開始時期とぴったりで初期メンバーが推奨。ダーマまでに拾える防具に かわのこしまき/はでなふく があるため操作不能でも問題にならない。盗賊の後ろに置いて防御選択で十分役割は果たせます。
※攻略サイトによっては 「遊び人は推奨されない」 とか書いてあったりしますが、個人的にはまったく賛同できません (むしろ必須級)

ここまでで 勇者/盗賊/遊び人 と確定。残りの一枠をどうするかで選択肢は僧侶か魔法使いの二択

魔法使いを選んだ場合は、
・カニが狩れる
・早期のスクルト習得によりカンダタ撃破=船入手までを早められる
・どくばり装備可能

これらの利点に対して
・回復を やくそう に頼る必要があり、手間と金がかかる
・どくばりは船入手まで所持数1=盗賊在席の場合は無駄枠になる
・バイキルト習得→戦士へ転職(遊び人→賢者) だと武闘家を入れにくい
といったあたりに差が出ます

ゾーマ撃破までを急ぐだけなら魔法使いでも問題ありませんが、しんりゅう撃破までを考慮すると僧侶の方が武闘家に転職させやすいこともあり推奨と考えます (魔法使い→武闘家でも使えないことはなさそう?)
※そもそも やくそう回復は面倒なのでね...楽をするなら僧侶で進めたい

●最終メンバー(職業)
勇者/盗賊/遊び人/僧侶 からの構成変更

・勇者/賢者/戦士/武闘家
盗賊(Lv20)→賢者
遊び人(Lv20)→魔法使い(Lv21/バイキルト習得)→戦士
僧侶→武闘家 ※僧侶の転職タイミングはLv20かLv24(ザオラル習得) あたり

イベント利用の商人と合わせて 勇者 + 4名 で全職網羅
さらに某DQ系漫画のパーティー編成と同じ系統
と、攻略に対してのモチベーションを無駄に?高められるパーティーです。

戦士と勇者で装備品の使い回しもしやすく、バイキルト/スクルト要員が 2名

初期のメタル狩りで盗賊→魔法使いとバトンタッチできるため、どくばりの継続使用により稼ぎ効率が下がらないという利点もあります。

多様な戦術を駆使することが可能で、ゾーマ撃破までならこの編成で十分だと思います。

・勇者/賢者/賢者/武闘家
盗賊(Lv20)→賢者
遊び人(Lv20)→賢者
僧侶(Lv32)→武闘家

素直に一度だけの転職を中心とした編成
遊び人の賢者転職権も無駄になりません。
しんりゅう戦を考慮して、僧侶の転職はLv32(フバーハ習得) まで引き延ばします。

必然的にバラモスは僧侶で撃破。
回復過多なパーティーとはいえ、ごうけつ勇者が強く火力的に問題になることはありません。

賢者転職以降どくばりが使えなくなるため、メタル狩りでの稼ぎは若干面倒になりますが、下記の理由などもあり先を見据えるとこちらの方が推奨。

[はぐれ狩りの問題]
ドラゴラムによる はぐれ狩りをする場合、戦士入りパーティー(賢者1名) では武闘家(僧侶から転職) がピオリムを使うことになります。その際武闘家は素の性能で ほしふるうでわ装備の賢者に先行してしまい順番が不安定になる、という問題が生じます。
賢者2名の場合はドラゴラム側にうでわを装備すればよいだけなので非常に安定。

●僧侶の転職タイミング
しんりゅう戦での賢者のLvを40と想定すると、盗賊Lv20→賢者Lv40に必要な経験値は
32202 + 902577 = 934779 ※遊び人もほぼ同量

同様に武闘家も十分に力が育ったあたりを考慮して Lv40とすると必要経験値は 733528
両者の差は 934779-733528= 201251 となり、これは僧侶Lv31/202694 の経験値量とほぼ同じになります (Lv32/231128)

無論 しんりゅう自体はもっと低Lvでの撃破も可能ですが、今回は余裕を持って戦えることを目的としているので、フバーハ習得(Lv32) あたりがバランス的に最良だろうと結論付けた次第。

●パラメータと性格補正
DQ3での最重要パラメータは体力=最大HP
次点で物理攻撃役の力
賢さも最大MPに直結しますが、賢者以外の職ではあまり気にする必要はありません。

必然的に体力成長に大きな補正のある性格が重要になります。
タフガイ(力x1.15/早x0.9/体x1.4/賢x0.8)、てつじん(力x1.05/早x0.8/体x1.3/賢x0.9)

両者とも賢さや素早さ補正が下がるため、賢者では いのちしらず(力x0.95/早x1.2/体x1.15/賢x1)、いっぴきおおかみ(力x1/早x1.09/体x1.2/賢x1.09) あたりが無難
※賢者はLv29〜37の間、体力の伸びが著しく下がるようなので、その区間のみ賢さ補正の高い性格(ずのうめいせき/きれもの など) にしておくとよい

総合力の高いセクシーギャルは 力x1.09/早x1.2/体x1.05/賢x1.15 と中途半端なため転職後はあまり使いません。

ちなみに ごうけつは 力x1.4/早x0.7/体x1/賢x0.8 と素早さに大きな下方補正がかかるため、武闘家では力成長後に でんこうせっか(早x1.4/他x1) で素早さを取り戻すようにしています。
※武闘家はLv15〜22の間に特に力が成長するため、この期間だけでも ごうけつ にしておくのが定石

なお勇者は賢さの成長率が元々低いため、性格で賢さ補正を上げるよりも かしこさのたね を直接投与した方が楽に最大MPを増やせます。

●しんりゅう戦のダメージソース
ギガデイン(200)、メラゾーマ(180) を除くとモシャス賢者による 疑似はかぶさの剣 が強力 (バイキルト状態で300〜350)
他の通常攻撃はバイキルト状態でも最大150程度=メラゾーマ以下

本攻略は通常攻略ルートからの延長なので武闘家をモシャス対象としましたが、勇者の力を最大まで育てて残り3名を賢者x3か魔法使い/賢者x2あたりにすると、もっと倒しやすいかも?

ただし武闘家による先制はかいのてっきゅう(全体攻撃) がとても有用なため、稼ぎなど含めて楽をするなら武闘家は外せませんが。


■ 購入(装備)品一覧
カザーブ: チェーンクロス(1000G)
イシス: てつのたて(1200G)
ポルトガ: はがねのむち(3100G)
バハラタ: まほうのたて(2000G)x3
スー: ぎんのかみかざり(760G)x2 ※すごろく場で拾えるならx1
サマンオサ: ゾンビキラー(9500G)/まほうのよろい(5800G)/ドラゴンシールド(3500G)
マイラ: みずのはごろも(12500G)x2/おうじゃのけん(35000-22500=12500G)
リムルダール: はやぶさのけん(25000G) ※しんりゅう戦用

他に第3すごろく場の売り場で ほのおのブーメラン(6500G) を早期購入できると稼ぎ作業が捗ります。

賢者のミスリルヘルム(18000G)は ふしぎなぼうし で置き換えできるため不要 (しんりゅう戦が安定しないなら購入)

これら以外の装備品は拾い物やメダル/すごろく場のクリア報酬で入手します。
最終装備類: 勇者装備/はかいのてっきゅう/グリンガムのムチ/ドラゴンテイル/まじゅうのつめ(ドラゴンクロウ)/ひかりのドレス/ふうじんのたて

●最終装備例
勇者: 勇者装備(おうじゃのけん/ひかりのよろい/ゆうしゃのたて)/オルテガのかぶと
武闘家: はかいのてっきゅう(まじゅうのつめ)/ひかりのドレス/ふうじんのたて/ぎんのかみかざり
賢者: グリンガムのムチ(ドラゴンテイル)/みずのはごろも/まほうのたて/ふしぎなぼうし(ぎんのかみかざり)
※勇者以外は女性限定
オルテガのかぶとの特殊効果は不具合?で無効らしいが、グレートヘルム(35000G)に変えても守備+15程度なのでわざわざ購入する必要はない



以上、ここまでしっかりと目を通された方は本当にお疲れさまでした。


posted by - at 22:04| ゲーム | 更新情報をチェックする

2023年12月06日

Pとか Cとか

※またブログが広告まみれになっているので... (3ヵ月ぐらい新しい記事を書かないと勝手に広告が表示されるようになります。↓の広告欄には180日以上と表記されるも、実際は90日程度の模様...謎)
追記: やっと90日表記に修正されたようですね (随分かかりました)


MMDの標準(同梱) モデルで 「肩の上げ下げ」 モーションを作成してください。皆さんできますよね?

まず MMDの基本として、肩ボーンを動かす=回転させると、腕の方向も一緒に変わってしまいます。まあ当たり前ですね。

腕が上がってしまうならその分を下げて調整すればいいだけなので、実際の作成作業としては、

肩を上げ → 腕を元の向きまで下ろし → 今度は肩を下げ → また腕を戻し...

という手順で一応作成はできそうです。やってやれないことはないですが、何度も繰り返し調整することや、左右の向き合わせなどを考えると非常に面倒です。

...と、当時のユーザー一同も思っていたので、作られたのが "肩キャンセルボーン" になります。

ここまでが今回の導入。肩キャンセルの詳細については適当に検索などでご確認ください。


で、ここからが本題。さて、この肩キャンセル...実際には 肩P とか 肩C とかのボーンが実体なんですが...「誰だこんなテキトーな名前を付けた奴は?」 という話。

まあここまでの流れでだいたい察せられますよね...おそらく名付け親は 自分 だと思われます。

なにぶん随分と昔(SNS時代) の話なので記憶も定かではありませんが、当時からの流れとしてはこんな感じ。

ボーン(肩?)に回転付与で逆向きのカウンターをかけるとそのボーン以下の向きを維持できる、という話題を提示 (自分ではないです)

その日記(=SNS内の記事の呼び方) で記載されていた作成手順を簡易スクリプトにまとめた (これが自分/本文はローカル保存してあり確認済み)

そのスクリプトを元に個別の (PMDエディタ)プラグインを作成し配布 (これを含め以降は自分ではないです)

汎用的な統合プラグインに機能として取り込み

今に至る

で、これが自分の日記に記載したスクリプトの一部 (冒頭)
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// キャンセル肩追加スクリプト(標準ミク用/右側のみ)
// 対象ボーン取得/追加ボーン作成
IPXBone rs = bone.First((IPXBone b) => b.Name == "右肩");
IPXBone ra = bone.First((IPXBone b) => b.Name == "右腕");
IPXBone rsp = (IPXBone)rs.Clone(); rsp.Name = "右肩P";
IPXBone rsc = (IPXBone)ra.Clone(); rsc.Name = "右肩C";
(以下略)
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見ての通り、肩Pと肩Cがありましたね。

現在では情報元の日記を確認できないため、そちらで書かれていた可能性もありますが、自分の性格から考えると、このような名前の付け方は "自身の仕業" にしか見えません。

「PとかCとか何のことだ?」 といった疑問に対しては、単純に親(Parent) とキャンセル(Cancel) の頭文字というだけだと思います。
※rs:RightShoulder / ra:RightArm / rsp:RightShoulderParent / rsc:RightShoulderCancel

そもそもよく考えて付けた名前ではないですからね。スクリプト用として使い捨てるだけ (だったはず) の仮称が 「今に至るまでそのまま使われている」 ってのが実情というわけです。

Q.「キャンセル(C)ボーンなのになんで Pを動かすんだ?」
A. Cボーンはカウンターで相殺するための非表示ボーン。動かすのは別に元のボーン指定でもよかったんだが、配布モーションとの互換性を考慮して多段化=親側なので Pが付いた (子側で Childにすると CとCで被ってしまう)

長く使われることが想定されているなら、それ相応の名称を用意することもできましたが...今となっては後の祭りです。
※MMDは仕様上ボーン名に強く依存しているため、今更の修正も難しい


ちなみに余談ですが、"全ての親" や "多段ボーン" という用語や使い方も、実は PMDエディタの初版 (ver0001/2008/9/9) 添付の readme.txt で自分が書いていたりします。

実際に有効活用されるようになるのは、それよりもずっと後の話になりますが、技術的な提案については極々初期の頃からおこなわれている、みたいなことは世の中よくありますね。

今日のこの日においても、皆さんが知らないだけで技術者や研究者の方々は未来のために日夜頑張ってくれているわけです。

といった感じで、なんかイイ話?にまとまったところで、今回のお開きにしたいと思います。

以上、広告対策として適当に蔵出しした昔話でした。





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・本文に入らなかった内容

肩キャンセルなどの変形構造は MMMなどの後続環境ではモーション作成機能で対応しています。わざわざモデル側を改造する必要はありません (配布モーションによっては適用時に必要になる場合アリ)

なんなら PMXエディタの TransformViewでも Shift+でのボーン操作(ハンドル移動) で簡単に実現可能です。

モーション側の互換性を考えると、本来はこのような動作仕様の方が望ましい形です。
※モデル改造による対応はあくまで一時的な措置としたい

各用語については現在なら、

全ての親 → ルート(ボーン)
多段ボーン → ボーンレイヤー
キャンセル構造 → カウンター構造

みたいにするかもですね。まあ 3DCGに限らず、技術系の用語は 「そのままカタカナに変換しても伝わらない」 のが定番なので、いつも (意訳に)苦労します。

万人に広めたいなら言葉=文化をしっかり理解することが最重要。

※「eスポーツが流行らないのは何故だ?」「"eスポーツ" なんて名前にするからだろう...」 (スポーツ:運動 ≠ sports:競技)


posted by - at 05:58| MMD | 更新情報をチェックする