2012年07月25日

PMXエディタ_0210

※DLはダウンロードページからどうぞ

PMX2.1に対応した、PMDエディタの直系ツールです。といっても大半のフレーム部分はそのまま流用していますが・・・

PMX2.1 については別のエントリで説明しますので、ここでは割愛します。


PMDエディタからの大きな変更点として、以下の環境が必須となります。
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64bit環境専用
シェーダモデル3.0以上のグラフィック機能
SSE1以降に対応したCPU環境
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機能としては、

・PMD関連のレガシー編集機能破棄
・PMX2.1用の編集機能追加
・TransformView で物理演算等の確認が可能

といったあたりが主な変更点となりますが、リストの複数入れ替えなど各部細かい修正も入っております。


■何故 64bit専用なのか

64bit対応となることで広大なメモリ空間を使うことができるようになり、クオリティのより高い編集が可能となります。64bit動作は32bit動作と比較しても多方面で有利であり、ぶっちゃけいまや32bitという選択肢はありえません。64bit専用となるのはもはや当たり前のことなのです。64bitこそが(ry


・・・・・・・・・・・などというような、(たまに見かける) むさい理由(笑) からではありません。

単に、


とある理由で作らなくてはならなかった 64bit版PMDエディタの活用(供養)目的で始めたものなので
・32/64 両対応動作にするには bullet等ネイティブコードを含む本ツールでは不向き
・32/64 それぞれを作成するのは、保守やテストの手間が単純に倍加

ということで「色々面倒なので」64bit専用となっただけです。


別に 64bit用 になったところで性能面では大して差はありません。多少メモリ制限が緩くなる程度です。

そのくせ起動時間はやたらと伸びるようで・・・(MS曰く"仕様"らしい 参考)

※PMXエディタは 32bit版のPMDエディタよりも起動時の処理は少なくなっています。ところが64bit版というだけであの遅さです・・・


開発者としては何度もテストのために起動を繰り返さなければならないわけで(しかもデバッグ版の起動時間はリリース版の比ではない・・・)、正直 開発効率だだ下がりなのが現状です。

といっても今更32bitへ戻すのもまた面倒なので、PMXエディタは今後も64bit専用となりますが。


まあそういうわけで、必要な方はこれまでのPMDエディタ同様ご自由にお使いくださいませ。


ちなみに PMDエディタは現在の 0139 にて最終版となります。末尾がちょうど例の数字になりましたからね。キリのいい最後となります。

※酷い不具合などあれば保守程度の更新はあるかもしれません。

なお、PMDエディタ付属のVMDViewでの物理演算は明らかに実装が正しくなかったりしますが、修正は面倒なのであのままになります。物理演算をしっかりやりたい方はPMXエディタを使ってみてください。


あと公開場所をこちらに移すにあたり、規約関連を明文化しておきました。
内容的には(詳しく書いてなかっただけで)PMDエディタの頃とほぼ変わりありません。

通常のユーザーさんによる普通の使い方においては何も問題にはなりませんので、ご安心ください。
posted by - at 00:24| PMX | 更新情報をチェックする