2013年01月11日

0216

■更新内容
・ボーン変形仕様にローカル付与構造追加
・不具合修正他

以上


どこかの生放送中に話題にしていた仕様変更です。正味半日程度の突貫実装なのでテスト的な感じではありますが、まあとりあえず・・・

ボーンタブの [付与親:] の右側に [L] というのが増えています。チェック状態でローカル付与(仮称)動作になります。

従来ボーンの付与変形は、

・ユーザーがボーンに指定した移動/回転量
・ボーンモーフから設定された移動/回転量
・IK変形によるリンクの回転量
・多重付与変形量

上記変形量を付与側のボーン変形量に追加する仕組みであり、この中に付与親自身の変形量(親子系列での変形)は含まれませんでした。

例えば、両目ボーンと左/右目ボーンは付与親/付与の関係なので、両目ボーンを動かすと左右の目も連動して動きます。ですが両目ボーンに親ボーンを作りそのボーンを動かしても、(両目ボーンは動くのに)左右の目は動きません。

従来の付与構造ではユーザーからの直接的な変形量のみを付与対象としているので、このような動作になります。

ローカル付与は付与対象を「付与親の現在のローカル変形量」にする仕組みです。親子系列などを含め全ての変形状態を付与の対象とします。

※ローカルという名称からローカル軸との関連を考える方がいるかと思われますが、全く関係ありません。

一見便利なように見えますが、当然のことながらいくつかの注意点もあります。

まず付与親が付与ボーンの場合。PMXでは付与変形は多重付与構造という特殊な変形を行います。これをローカル付与してしまうと多重化された付与変形量にとって都合があまりよくありません。
なので、付与親が付与ボーンの場合はローカル付与の指定があっても動作しません。通常の付与変形として処理されます。
※0216bで改訂(ローカル付与優先)

次に付与親と自身がそれぞれ親子関係のボーンで系列化されている場合。腕IK系列と腕系列を付与連結する場合などに見られる構造です。

この場合、付与側をローカル付与で接続すると、それぞれの親子系列による変形も多重化されて付与されることになります。当然付与側と付与親側の変形形状は一致しない変形となります。

他にも一旦変形に組み込まれた移動と回転を付与時に分離して付与率の適用を行う必要があるので、想定する変形にならない場合があります。特に移動のローカル付与は暫定的な対応なので、現在の仕様が最適かどうかはまだ解りません。

ローカル付与は必ずしも従来の付与変形を置き換えるものではないことにご注意ください。

ローカル付与の利点としては、従来できなかった通常変形や物理変形からの付与構造連動や、付与構造の複数ルートへの分離/再結合といったことなどが挙げられます。

またこの仕様は PMXの新しい仕様として追加していますが、互換性は PMX2.0 として動作するようにしてあります。設定したファイルが従来環境で読み込めなくなるようなことはありません。

当然のことながら新しい変形仕様には対応が必要になります。

※仕様自体はPMX2.0へ組み込んであるので、もしかするとユーザーさんの要望次第ではMMDでも使えるようになるかもしれませんね。


以上、ちょっと説明が長くなりすぎたのを反省しつつ、今回の更新でした。


posted by - at 22:12| PMX | 更新情報をチェックする
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