2017年09月27日

炎上

また色々と燃えているようですね。

こういう(言葉は悪いですが)"ゲスな騒動" とは最も遠い作品観であったはずのものが、今後は何をやってもそういう目で見られるようになってしまうだろうことは、とても残念に思います (覆水盆に(ry


それにしても少し前にこんな報道がありましたが、
ネットの「炎上」 関与は3%と少数 文化庁が調査

このケースにおいても 「極僅かの人間が引き起こしていることだから実際は大したものではない」 みたいな認識なんでしょうかね。

上記に関しては既に以下のような指摘もあるので無駄なことは書きませんが、
「ネットの炎上は全体の 3% だから、気にすることはない」という主張に潜む危険な落とし穴

こちらから以下を引用して、

" 大事なことは批判的な投稿をして炎上をさせている人々は少数派であり、多数派は態度を決めかねているということです。一部の批判意見を鵜呑みにする訳ではなく、絶対的多数派である中立的な第三者に自らの主張を支持してもらえる内容を発信できているかを確認すべきなのです。"

今回の件がどのような評価や支持がされているのか、また今後されていくのか...関係者のみならず多くの方が注視しているということは重く受け止められるべきことかと思います。

しかしまあ 「"人"によって作られたものを "人"から離すことが如何に難しいことなのか」 ということは、いいかげん社会は学んでもいい頃合かとも思いますが、ままならないものですね。


自分に身近な範囲においても、関連する創作活動で楽しんでいた方は少なくないように思いますが、今後は何かしらの影響があるかも?ないかも?しれません (事が起きてから「知らなかった」というわけにもいきませんのでね...)

関係各所への注意喚起という程ではありませんが、一応気にする程度は気にしておいた方がよいかもしれませんね。

以上

posted by - at 18:22| MMD | 更新情報をチェックする

2013年09月19日

DX11

やっとのこと色々動き出しているようなので・・・

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DX11化は随分前にうちでもやってみましたが、いくつかの利点と問題点があったのでちょっと書いておこうかと思います。

■利点

・エフェクト機能の自由度が大きく上がる
・StreamOutputを応用することで GPUスキニングと描画エフェクトを完全に分離できる(=高効率化) ※1
・描画以外にもシェーダ処理を応用することで各部処理を高効率化可能

※1
MMDでは CPUでスキニング → MMEで描画処理、という流れなので頂点数が増えると極端に効率が悪くなります。MMMや PMXエディタなどでは GPUスキニングを利用していますが、DX9での実装では描画エフェクト毎にスキニング処理が発生するので無駄が多くなります(描画エフェクト側にも不要な記述が必要になってしまう)。DX11(10)の機能を利用することでこれらが一気に改善されます(テスト済)

※DX9でのGPUスキニングでも変形部と描画部を分離することは可能ですが(PMXエディタで実現しています)、どちらにしても描画エフェクトに特別な記述が必要になるので、DX11(10)と比較して汎用的/効率的な方法とはいえません。


■問題点

・複雑化する(というか単純な構造ならわざわざ DX11にする意味がない)
・過去の資産(MMEエフェクト)がそのままでは使えない ※2
・現状システム面の変更が難しい MMDでは効率を上げられない ※3

※2
DX11(10)では DX9用のエフェクトを利用する機能が一応ありますが、DX10以降は数値代入が厳密化されたり、UV座標の取り方が変更されていたりするので、そのままではまず使えませんでした。多少の修正が必要になります。また仮に DX9用のエフェクトをそのまま動作可能とするなら、システム自体を DX9/11 の共用状態にする必要があるので、かなり複雑化したものになってしまうでしょう。

※3
例えば DX11に適したセットアップのためにはモデルデータ自体の仕様変更が必要になる場合がありますが、現状の MMDにその対応を逐一期待するのは難しいでしょう。GPUスキニングへの応用も同様の理由で MMDでは意味がありません。結果として DX11へ最適化するには MMDのようなベースシステムからの作成が必要となってしまいます(案というか仕様書レベルだけなら一応ありますけどね・・・)

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件の動画ではテッセレーションについてうまく応用されていましたが、個人的には「おおざっぱに使う分には便利だが、実際に高いレベルで運用するにはいくつかの技術との組み合わせが必要になるので、手がかかる割りには効果が薄い」という印象でした。

正直なところ DX11対応については「やるならベースシステムからの改善が必要」と考えていますが、現状かなり高い機能レベルで安定している MMMですら、広範囲のユーザーに十分効果的に活用されているとは判断しづらい状況ですし、また DX11専用ともなれば、XP以前のユーザーさんは切捨てとなってしまいますからね。

※所謂エフェクト派閥が増えるのも利用者的には困りモノでしょう。


・・・とまあそんな感じです。

DX11自体は自由度が大きく上がるので非常に有用なものですが、それ故、効果的な運用にはシステム側の改善が必要になります。

そのうちやる気になったらまた色々やるかもしれませんが、昨今は MMD自体を商業ベースで活用されるような方も増えてきている状況ですので、特に自分が頑張る必要はないかなぁ・・・という風にもよく思います。

なんにしても今は かんこれや MHで忙しいので・・・


以上、取り留めのない内容でしたが、DX11についてのちょっとしたお話でした。
posted by - at 02:51| MMD | 更新情報をチェックする

2013年09月01日

11杯 Pickup

某ゲームのせいで少々視聴が滞ることもありましたが、今回も無事全作品の視聴完了しました(公式マイリスト登録分)

で、いつものようにいくつかの作品をピックアップしてみようかと思います。

※記事作成時点で再生数が(一つを除いて) 1万未満の作品を対象にしています。全体的にマイリスト率の高い作品が多いので、ご視聴済みの方も多いのではないかと思われます。


■MMD で 福笑い【手書き風PV】
 これぞまさにニコニコ動画。




■『海底の夢』
 ○○かよ!と思わず突っ込んでしまいました。テーマ大根からこれほどの発想が生まれるとは驚きです。




■オリメカ戦記
 オリジナルメカモデルというだけでなく、動きやパーツの破壊なども細かく表現されています。素晴らしいです。




■ある昼下がりのRe:Re:
 ミクルカの素敵なストーリーPVです。透明感というか言葉では表現しづらい感覚に惹き込まれました。




■モブ魔族紹介動画
 紹介動画というタイトルとは裏腹に、光と影による映像効果も素晴らしい手の込み入った作品です。




■大根 【MMDドラマ】
 何気ない大根畑にこれほどのドラマが隠されているとは・・・




■リノ=ライト嬢とセッションしてみるよ
 次元を超越した愛?に満ちた作品です。EXへの流れも実に MMDらしいですね。




■ファンタジー風ドラマOP的な何か【MMDオリキャラ】
 日々増え続けるMMDモデルたち、その中でオリジナルキャラもじわじわと増加傾向のようです。そんなオリキャラたちによるドラマPVです。
※この動画は外部貼り付けできないようです。




■イミテイション・ゴールド【温故知新】
 「猫村さんスゲェ」の一言に尽きます・・・いやまじで。




■稚内ゆきに乗って【MMD鉄道】
 何気ない旅行風景かと思いきや要所要所の作りこみの凄さに驚かされる作品です。




■真SUIKA WARI !?
 今年のスイカも活きがいいらしいです。




■たいせつなもの
 ちっちゃい Lat式ミクの可愛さ一杯の作品です。こちらも続けてどうぞ。個人的には今後も(すっかり定番になりつつある)どこぞやのキャラ設定に汚染されないことを願います(笑)




■はちゅねのreunion
 定番のステマニかと思いきや・・・?!




■Give me Moneeeeeeeeeey!!!.【オリジナルモーション】
 急増中のトレース職人と比べ、今や希少種となりつつあるオリジナル振り付け&手付けモーションによる作品です。映像作品としても素晴らしいです。




■リノと僕 【MMDファンタジー】
 リノの微笑ましい日常劇、そしてついに明かされるリノ生誕の秘密!?




■Departures【MMDうたプリ・演奏トレース】
 楽器を弾く、ただそれだけの作品です。だがそれが素晴らしい。




■Wonderful Opportunity 【MMDPV】
 懐かしい曲ですね。毎日の生活に疲れている方もそうでない方も是非。




■森の巨像に宿るもの
 圧倒的な疾走感。見逃しは損以外の何者でもありません。惜しむべくは MMD杯レギュレーションによる動画時間の制限でしょうかね。




■Birdcage【ささらオリジナル曲】
 ささらさんに秘められるポテンシャルが垣間見えます。これならチクっても問題ないですよね?




■Su-26とジュラーヴリクさん。大根を追う。
 今年も渡り大根の季節がやってきました(違)





以上、20作品を投稿日時順で紹介させて頂きました。みなさんお疲れ様でした。

posted by - at 21:34| MMD | 更新情報をチェックする