2023年03月05日

しばらく様子見 (0275)

■ 更新内容
・開発環境をVS2022へ移行
・.NET Frameworkの対応バージョンを4.8へ変更
・必須ランタイム変更 (.NET4.8/VC++2022)
・動作対象環境をWindows10以降へ変更
・標準動作(PmxEditor.exe) を64bit版に復帰 (32bit版は同梱のみ)

■PMXエディタ 0.2.7.5
PmxEditor_0275.zip
※ファイルへの直接リンク禁止!

規約については ダウンロードページ を参照してください。なお上書きによる更新は実行ファイルなどが入れ替わりゴミが残ります(上書き更新禁止)。ご注意ください。

以上



諸般の事情(※) により開発環境の移行を余儀なくされたため、更新版を置いておきます。

※旧開発環境の認証処理が進まなくなった ("認証に失敗" ではなく "処理が進まない")。IE11関連の変更(停止) が原因?...かどうかは解りませんが、サーバー側の問題も考慮して結構な長期間に渡り何度か確認 (及び再インストール、再構築など) を繰り返してみましたが×

仕方なく現行版の VS2022へ引っ越し → 推奨環境である .NET4.8へ変更。あわせて対象OSが Win10以降となるので、64bit動作を標準環境としました。

ある意味 先祖返り ですかね (既に忘れている方も多そうですが、PMXエディタは元々64bit環境専用として始まりました)

32bit版(PmxEditor_x86.exe) も x86フォルダ内からルート側へファイル移動すれば一応使えるようにしてありますが、非推奨動作となります。

必須ランタイムは以下の通り変更が必要です (暫定)
.NET4.0 → .NET4.8
VC++2013 → VC++2022

.NET4.8は最近の Win10や Win11に更新されていれば勝手に入っている?はず。なお VC++2010の方は SlimDXが参照しているためそのままです。

DirectXランタイム(DX9) もいつまで使えるかは不明ですが、そのままで問題ないと思われます。


...といったあたり色々面倒が増えることが予想されるため、こちらで当面様子見配布となります。

機能面については特に変更点もなく多少の不具合修正がある程度。0273で問題ない方は無理に更新する必要はありません。

次回以降の更新があるのか?いつになるのか?...などは全くの未定ですが、いきなり動作対象環境が変更になるよりは多少落ち着いた状況になることを願い、今回の経過措置となりました。
※ダウンロードページは以前(0273) のまましばらく固定しておく予定

正直 (サイレントに)開発終了 にする選択肢も考えましたが 「もう少しだけなんとかなりそう?」 ということで、重い腰を上げて更新作業をおこなってみた次第です。

※現行世代に対応させるにあたり、BulletPhysicsなど古い環境用のものは (一部の警告を握りつぶすなどで) 無理やり動作させているケースもないわけではなく、(潜在的には)あまり安全な状態とはいえない面もあります。長く保守作業を続けることは面倒で難しいのデス...


以上、今回の更新でした。


posted by - at 14:01| PMX | 更新情報をチェックする

2023年02月19日

FEエンゲージ

遅ればせながらやっとクリアしました (1ヵ月ぐらい)

ハードで始める → 「遭遇戦強すぎね?」 → ノーマルで始める → 「やっぱ敵弱すぎるわ」

と何度かやり直し、その後育成方針の変更などでまたやり直し...などと序盤で長いこと彷徨っていた結果です。最終的にハード(クラシック) で進めながら、途中で追加 DLCがあったため、それ用に何人か育て直しつつ最終章まで進撃。

感想としては良くも悪くも "事前情報通り" でしたね。
※シナリオ/ストーリー方面で酷評、システムやマップ関係は好評

まあシナリオ全般というよりは 「テキストと演出が稚拙すぎ」 という評価がよほど的確だと思いますが...個人的には 「謎生物の墓が立たなかっただけマシ」 と思うようにしています(苦笑)

肝心のゲーム内容に関してはメリハリのあるマップが多く、難易度ハードにしては ほどほどに育成も可能 で自由度も十分、といった感じでよかったと思います。

...最後らへんのマップはギミック(と増援) 過多で少々食傷気味でしたが (if透魔ほど酷くはなかったと思いたい)

攻略については "DLCのあるなし" で大きく難易度が変わる感じです。自分は DLC全開で進めたので 「継承スキルは星玉だけ」 ぐらいのナメプ?でもかなりの余裕具合でした。

チキ(星玉=良成長) を筆頭に、ヘクトル(切り返しによる重装無双)、セネリオ(長射程魔法/敵攻撃対象指定) あたりは戦術面を一変するぐらいの有用さ、エーデルガルトも師横付けで三回行動可能など 「(課)金の力を思い知れー!」 と何処からか声が聴こえてきそうな優遇っぷりです。

残りのクロム(+ルフレ) とガチャの人?もどれだけヤバイ性能なのか...楽しみというか、逆にやりすぎないか心配ですね。

なんにしても難易度ノーマル(実質イージー) なら (DLCに関係なく) 適当に育てて突っ込むだけなので、さして苦労はないかと。


といった感じで、前作 風花雪月ほどは万人や初心者にオススメできるわけではありませんが、FE好きの方は十分?(それなりに?) 楽しめるのではないかと思います。

※実際お金を出すかどうかは事前情報やレビューなどをしっかり調べてからにしておきましょう。(発売前から) 多方面で警告されているのに 「ストーリーがこんなに酷いとは思わなかった」「買うんじゃなかった」 とか言われても(ry

それにしても過去作で散々よろしくない評判を受けているライターを変更できない理由って一体何なんでしょうかね? (自分的本作最大の謎)

国内業界事情もほぼ一強になってしまっているあたり、またいつもの "ダメな任天堂(≒シェアトップの大企業病)" が出てきた予兆じゃないといいですが...


以上

posted by - at 07:45| ゲーム | 更新情報をチェックする

2022年09月10日

ゼノブレ3

よきゲームでした。

...が 「これだけ高品質なものを作れるのに何故ここは手を抜いた?」 みたいな "作り込みの水準が安定しない" 点も同時に気になるところでした。

特に発売を 2ヵ月近く?前倒しした割に、致命的な不具合 (料理効果他) が残っていたり、シナリオ終盤の (不自然に感じられるほどの) 駆け足具合など...政治的な理由?のようなものが見え隠れしてしまうあたり、多少残念に思います。

以下、気になった項目など。


●操作系の問題
スティックボタン(L3/R3) によく使う操作を配置しすぎ + 変更できない。
※L3/R3 の基礎的な問題については過去記事(ドレッド他) でも触れているので詳細は省略

任天堂系のゲームに多い 「基本配置へのこだわり」 は理解できなくもないですが、それにしても長時間プレイが標準の RPGにおいては操作系の変更にもしっかりと対応しておくべきでしょうね。

※「海外プレイヤーはスティックボタン大好き」 みたいな噂はたまに耳にしますが (真偽は知りません)、洋ゲー向きの標準化?には困ったものです...(同ドレッド)

●ショートカット設定の無意味さ
操作系の問題にも関連しますが、ショートカット機能があっても肝心の選択内容があれでは使いものになりません。先に述べたスティックボタン系の操作(ミニマップ切り替え/オートランなど) は入れ替えに対応しておらず、対象はメニューを少し掘れば出てくるようなものばかり。

結局、ナビ/エリアマップ/(広域)マップ/クエスト に落ち着きました。マップ系2つとか...アホですね(暴言)

●マップ多すぎ
ショートカット設定でも少し触れている通り、エリアマップ/(広域)マップが個別に存在し、さらにミニマップ(切り替え可)、おまけにクエスト用の特殊マップと...「どんだけあんねん!」 と思わずツッコミ入れたくなる具合です。

そもそも広域マップとエリアマップは遷移可能な一つのマップ機能で十分ですし (=ショートカットも一つで済む)、クエスト対応もクエスト用のフィルタを追加するだけでよく、わざわざ個別のマップ機能として分ける必要はありません。

ミニマップもフィルタ関係を統一して、エリア表示から周辺部分だけを切り出すなりで、無駄のない機能にまとめられます。

切り替え時の配置なども中央ドンではなく、多少端の方に移動させたり大きさの任意変更、透過度設定(10~20%程度で十分) などがあれば、もっと使いやすいものになったでしょう (この程度の機能追加は僅かなコストで済みます)

広大なエリア探索がキモになる作品としては、この辺りの "杜撰さ" について 目に余る 次第です。

※マップコンプリートにロケーションが必要なのに、一切の確認ができないあたりも足りてませんね (海は結局船で全部埋めたよ...)

●アクセ選べない
中盤あたりまではクラスレベルがすぐに最大(LV10) へ到達してしまうため、クラス変更が余儀なくされる=要装備変更、となるわけですが、「変更時の必須操作がとにかく面倒」 の一言に尽きます。特にアクセサリ関連のUI は酷すぎて評価に値しません。

最低限、種別分けの分離手段を用意するなり、同種の対象は段階を踏ませるようにするなどで対応すべきです (現在の装備対象を選んでもリスト位置が対象位置に移動しないのは不具合?かと最初思いました...仕様かよ)

※こういう部類の問題はテスト時に散々指摘されているはずなので、製品版まで残っているというのは、怠惰/怠慢の証左でしかありません

・装備コピー機能
本作ではアーツ/スキル/ジェム/アクセといった装備類はクラス単位で だいたい統一/集約されていくため、別キャラへ一括してコピー可能な機能でも用意されていれば色々楽になったと思います (不足分は同性能の効果違いや空などにすればよい)


■ まとめ
といったあたり、こんなところでしょうか。細かい不満点は他にもありますが (船の操作とか発見ユニークのMAP登録機能とか)、特に言い訳不要なぐらい酷かった点は以上になります。

※料理効果の不具合も現在は改善されているようですが、本来はもっと早くに告知だけでもすべきでしたね (攻略サイトはとんだ赤っ恥)

冒頭で述べた通り、全体的には非常に高品質な "よきゲーム" でした。あれだけの広大な世界を switchという低性能環境でリアルタイムに表現できるだけでも、素晴らしい技術や努力と言えます。

ただそうであるが故に、上記にあるような 「しょーもない水準の項目」 を放置したままにするのは頂けません。しかもどれも改善には大したコストがかかるわけでもないものばかりです (要するに手抜き)

「UIに関してはこれでもゼノブレ2よりはマシになった」 というのも事実かと思いますが、それはゼノブレ2があまりにも酷すぎただけの話。

今作は今作で、しっかりと手を入れて頂きたく思います。発売を前倒しした、という事実も含めて、この程度の水準では ノアやタイオンをはじめ特にリクあたりは納得しないと思いますよ(笑)

DLCの完成まではまだかなりの時間がかかるようなので、これらの諸問題についても何らかの対応がなされるといいですね (通常は予算の関係など、業務構造上の問題からあまり期待はできませんが)
※個人的には 「UIをしっかり改善したゼノブレ2」 の方がよほど欲しかったり...


以上、ゼノブレ3の感想記事でした。


posted by - at 21:53| ゲーム | 更新情報をチェックする